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        血 虚 の 養 生 法           
血虚とは、臓腑や体の組織に栄養を与えて潤してくれるべき「血」が不足している状態です。

血が不足すると、体の各所でうるおい不足が起こってきます。長引けば、うるおいが足りないために熱を持ってしまうことも(陰虚による熱証)。

血虚の人は顔色や粘膜、爪、舌、唇などの色が薄く、肌もカサつきぎみです。また髪の毛は「血の余り」とも呼ばれるため、血虚の人の髪はパサついていることが多いです。

神経にも栄養は必要なので、足りないとシビレたり、血を多く使う目にもトラブルが出たりします。

女性ですと、血を失う月経の後は症状が悪化し、ドキドキしたり眠れなかったりする人も。

< 作 る ! >

虚証の人の基本は、使う分を減らして補う分を増やすことです。

血を消耗するのは、女性ではやはり月経です。個人差はありますが、月経の量が多い人は一度婦人科を受診することを勧めます。子宮筋腫があると、経血量が増える、生理痛が重い、腰の痛みなどの症状が出てきます。

特に問題のない人で経血の量が多い人は、「脾」の血を保っておく機能が弱いのかも。

「脾」には血を作る機能もありますので、血虚の人は「脾」の養生がポイントになります。

              

脾と血の関係は密接で、飲食物から血の材料になる栄養物を吸収したり、血が血管の外に漏れ出ないようにするのも脾の働きです。胃腸の働きに近いでしょうか。

そこで脾の働きを助けるには‥

○間食と過食に気をつける
○冷たいものを控える
○イライラ・ストレスを遠ざける

いずれも脾・胃腸にとって大切なことですので、今までの食生活を見直してみてください。

< 食 養 生 >

全体として、色の濃い食物は血になりやすいです。ですから血虚の人の買い物では、白ゴマより黒ゴマ。煮豆なら黒豆、大根より人参となります。

あとは、ひじきやほうれん草、ナッツ類もよく血を補ってくれます。

そして大切なのが 「ゆっくり食べる」

よく噛んで唾液と混ぜれば、同じ量を食べても栄養の吸収率は高まります。

< 手 当 て >

足の内くるぶしから指四本分上がったところの、骨の後ろ際の「三陰交」に手のひらをあてて温める。 軽〜くさすってもOK。

< ちょっとまった! >

もしかして、夜更かししてませんか?

同じだけ動いても、昼より夜のほうが血の消耗は大きいのです。特に夜、目を使い過ぎる事を続けていると、血虚が進んでしまいます。

血を作るのも睡眠中ですので、特に女性は月経前後は早めに床につきましょう。

            

< まだなんとなく >

最近のお問い合わせで多いのは、
「他の体質の症状も組み合わさっている」
「自分に当てはまらないこともある」
というメールです。

ここでは大まかに体質の傾向を分けてあるだけですので、年齢が上がるほど、症状が現れてから長いほど、様々な要素が絡み合ってきます。

ご自分の体質や自分に合った養生法や、なぜこのような症状が現れるのかをよく聞かれるのですが、伝えていただく情報が少ないと的を得た判断となりません。

もう少し詳しく自分の事を知りたいという方は、なるべく詳しく、トップページにある項目(顔色や舌、便や生理など)をお伝えください。できるだけ、それぞれに合った養生をお答えできればと思います。

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